開けて1ヶ月後も美味しい長命ワイン！
※7月〜9月頃まではクール便のみの配送となります※
Profile
タイプ 赤（辛口度 ★★★★☆）
産地/スロヴェニア、ポドラウィエ
生産者/MAROF(マロフ)
品種/ブラウフレンキッシュ60％、ツヴァイゲルト35％、カベルネソーヴィニョン5％
ヴィンテージ/2017
アルコール度数/13.5％
容量/750ml
適温/18℃
生産本数/15000本
Taste
黒っぽいワインレッドとかなり濃い外観です。ブラックチェリー、カシスなどの黒系果実、ミントなどの清々しいハーブ香が広がります。香りとは裏腹にタンニンは中程度なのと、酸はイキイキと豊かに感じられます。開けたては硬質なので北の産地を思わせ、果実の奥に妖美なイメージを抱きます。次第に開いてくると完熟果実が円やかなコクとなりポジティブな印象を受けます。緊張がほぐれてくると出汁や旨味のニュアンスも現れます。このワインの最大のポイントは、アフターにかけての風味です。酸は伸びやかで、様々なアロマが重なり合って押し寄せてきます。余韻の素晴らしさはワインの魅力のひとつでもあります。なお抜栓して１〜2ヶ月後(残量1/3以下)も、全く問題なく味わえるワインです。今よりも更に酸とタンニンがこなれてくるであろう将来が、とても楽しみで仕方がありません。
Marriage
赤身のお肉と相性が抜群です。ヒレステーキ(赤ワインソース)、つけダレに揉み込んだ牛や羊の焼き肉などはいかがでしょうか。また、フランス人によるとフォレストノワール(＝黒い森のケーキ、キルシュで煮たチェリーのコンポートを使った、ドイツの伝統的なチョコレートケーキ)の香りがワインからもすると言われたので、フォレストノワールと合わせてみるのも一興です。
Wine making
スロヴェニアの内陸は、黒海やパンノニア平原の影響を受け、ワイン造りに恵まれている土地です。それこそローマ時代以前の古くから、ぶどうは栽培されています。内陸でもこのあたり一帯は、かつて海の底であったため、長い年月をかけて次第にサンゴや有機物が堆積して、石灰質土壌となりました。年間の降水量は500�个半�なく乾燥したエリアです。MAROFワイナリーは内陸に位置しながらも、赤ワイン用のブラウフレンキッシュに力を入れています。原産は隣国オーストリア。パワフルだけどピノノワールのようにエレガントな期待の品種として、最年は人気を集めています。ブレグキュヴェ赤はブラウフレンキッシュメインに、ツヴァイゲルトと僅かにカベルネソーヴィニョンが5％用いられています。畑の土壌は水晶の砂や砂利、粘土で構成されていて、それらはワインにも影響を与えます。特筆すべきは半大陸性気候ですが、海に面した温暖なコーストサイドよりも、日照量が多いこと。太陽光をさんさんと浴びたぶどうは、遅摘みをせずとも酸を十分に残して完熟します。また、朝晩の気温差が激しいのもフェノール熟成を助け、美しいアロマとエレガントさをワインにもたらせます。収穫は9月中旬から10月中旬にかけて行われます。収穫期のブラウフレンキッシュを畑で頂いたのですが、酸をしっかりと残しつつも甘味は十分にあり絶妙な完熟加減でした。おまけにフルーティで華やか、完璧に生理的な熟成がなされていて、ワインにするのが勿体ないと思うほどの仕上がりでした。MAROFの赤ワインが美味しい理由が畑にありました。最高のぶどうからしか美味しいワインはできないと実感しました。収穫には10kg仕様の小箱を用い、摘み取ったぶどうは傷付かないように留意します。畑と選果台での2回の念入りな選果後、天然酵母によって発酵は自然に引き起こされます。50ヘクトリットルの垂直型のオーク樽で18〜20℃の温度で30日間醸します。スロヴォニアンオークで30ヶ月シュールリー(滓の上で熟成)を施します(新樽10％使用)フィルターは不使用で瓶詰されます。＜br＞
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手間暇かけて造られたワイン。5,000円以上の値が付けられても、おかしくないハイクオリティワインです。自信を持っておすすめできます。このブレグキュヴェのBreg(川から続くなだらかな丘の斜面。その中腹の意)は、白ワイン・赤ワインとあり、高級品に引けを取らないクオリティであるにも関わらず、どちらも並級品でリリースしています。同生産者の上級キュヴェ、“ボドンツィ ソーヴィニョン”と分け隔てなく、最高品質のコルクを使っています。DIAM10(圧搾コルクメーカーのディム社が10年品質を保証する優れたコルク)を使用しているところからも、我が子への愛情、飲み手をも大切に想う気持ちが表れています。そこに彼の醸造技術とパッションが合わさり、至高のワインとなるのです。弊社でも幅広く多くの方にMAROF(マロフ)を知って貰いたいと願い、この価格にしました。どうぞ飛びついて下さい。そしてコストパフォーマンス最高のワインをご賞味下さい。いつかリピーターになって頂けたら嬉しいです。※瓶口には蝋が使われています。蝋は剥がさず、そのままスクリューを突き刺し、いつも通り抜栓して下さい。
MAROF(マロフ)の生産者についてはコチラ
